学科/カリキュラム

授業PICKUP

リハビリテーション概論

リハ看護の醍醐味を味わう。

患者さまの心に寄り添う。

患者さまはある日突然、脳卒中などの病気になり、体の自由がきかない状態に陥ります。治療とともにリハビリテーションが開始され、障がいを抱えながらも自宅生活を目指します。生きがいや役割を大切にし、患者さまの心に寄り添うことができる看護師を目指します。

心理学

ネイティブスピーカーを講師に迎え、いきた言葉と異文化を肌で感じながら学ぶ。

自己理解を深め、他者に寄り添える私へ。

心理学の基礎知識や「こころ」と「行動」の関係を学びます。皆さんのこれまでの体験や現在起きていることなどを新たな視点から考えることで、自己理解を深めていきます。自己理解を深めることで、他者理解や自己コントロールに役立ててほしいと思います。

成人看護学概論

シミュレーターを使っての体験学習を重ねることで実践力を高めます。

成人期を過ごす人は社会で活躍する生活者。

成人期は人生の中で最も長く、社会の中心的な役割を担う時期です。このような成人期を過ごす対象が変動する社会状況に対応しながらどのように生活しているかを捉え、成人期の健康問題が個人・家族・社会に及ぼす影響と対象に応じた看護の役割を学びます。

地域・在宅看護援助論I

包帯法や検査方法、与薬法、各種注射法などリアルな模型を使って練習します。

地域で暮らす人を支える看護ってなんだろう。

病院で入院している患者さまは、もともとは地域で生活している生活者です。その暮らしの中でどのように健康について向き合っているのか、フィールドワークを通して地域の特徴や対象の健康課題を見つけ出し、どのような課題解決の方法があるのかを学びます。

学年別の到達目標 豊かな専門知識と実践力を養う3年間のステップアップ

豊かな専門知識と実践力を養う3年間のステップアップ

1年次 基礎を学ぶ

  • 人間の身体の構造と機能を理解すると共に、人間が環境と相互に作用する存在であり、生活者であることを理解する。
  • 偏見や先入観を持たず、他者を尊重し、看護学生としての自覚と責任をもつ。
  • 安全・安楽な看護を実践するために、科学的根拠を踏まえ、論理的思考で導き出された看護技術を身につける。
  • 看護の機能や役割を理解するとともに、保健・医療・福祉チームのメンバー各々の役割を理解する。
  • 看護とは何かを主体的に考え、自己の目標となる看護師像を表現する。また、社会の一員であることを自覚し、社会への関心をもち、学び続ける習慣を身につける。

2年次 分野別スキルアップ

  • 人間は成長発達し続ける存在であることと、健康障害が人間に与える影響を理解する。
  • 専門職業人としての倫理観を理解し、自覚と責任を持って行動する。
  • あらゆる健康障害・健康状態・発達段階・生活の場に応じた看護が実践できる。
  • 保健・医療・福祉チームの活動を理解し、チームの一員として自覚をもつことができる。また対象者に必要な社会資源について理解し、協働・連携・調整・管理の必要性を理解する。
  • 医療や看護の動向に関心を持つと同時に、自己の課題を見つけ、解決に向けて積極的に取り組むことができる。また自己の看護観を深める。

3年次 実力アップ

  • 人間は統合体であり、唯一無二の存在であることを理解する。又、人間は自己実現を目指して生きていく存在であることも理解する。
  • 専門職業人としての倫理観に基づき、多様な価値観を認める。
  • 理論と実践を関連付けて行動し、対象者のQOL向上に向けた看護が実践できる。また実践した看護を論理的に振り返る。
  • 保健・医療・福祉チームにおける多職種連携の実際を理解する。
  • 社会の変化や国際情勢に関心を持ち、看護学の発展に貢献するために自己の課題を明確にする。また自己の看護観を表現する。